著者
三宅 宏明 松尾 武信 木下 武志
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.76, 2011

本研究では,PCと液晶ディスプレイを用いて,ディスプレイに表示される色に関する色記憶についての実験を行った.実験参加者は,画面に呈示された色を15秒間記憶し,15秒後にその色をPCで実現したカラーパレットを用いて自らが再現した.50色の呈示した色と再現した色の測色値より,色差を求めた.分析の結果,明度の高い色は低彩度に再現され,明度の低い色は高彩度に再現されるなどの知見が得られた.