著者
松尾谷徹
雑誌
情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE)
巻号頁・発行日
vol.1991, no.13(1990-SE-077), pp.45-50, 1991-02-07

ソフトウェアのテストはライフサイクルを通して考えると、信頼性と生産性を支配する重要な技術である。本稿は現在のテスト技法でテスト可能な範囲内でプログラムを設計するための制約条件を持ったプログラム設計技法:VOP (rification Oriented Programmi)について紹介する.VOPはプログラム設計とテストデータ設計を一体化して行う技法であり、従来のテスト技法では難しい状態遷移や複雑な条件の組み合わせに対して、効率的で完全なテストを可能にするものである。