著者
上野大輔 阿原正弥 酒光真理 松田結希 濱川礼
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.871-872, 2013-03-06

本稿は画像から逆遠近トリックアートを作成するシステムについて述べる。 近年、トリックアート展は全国各地で開催されている。 トリックアートには様々な種類があり、その代表的なものの一つとしてストリートトリックアートがあげられる。これは錯視と遠近法を利用し、路上に風景やキャラクターを描き、実際とは異なる空間を演出したり、物体があるように見せたりするものである。 しかし、トリックアートの作成には膨大な時間がかかる。本システムでは入力された画像の対象物を抽出し、影を付加したものに透視投影変換を行うことでストリートトリックアートやその他の逆遠近トリックアートの作成を行う。