著者
柴山 恭一 児玉 峯一
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子化學 (ISSN:00232556)
巻号頁・発行日
vol.20, no.222, pp.591-595, 1963-10-25 (Released:2010-10-14)
参考文献数
6

橋かけ度の異なるエポキシ樹脂硬化物の粘弾性と膨潤の効果を調べた。弾性率-温度曲線の傾斜は橋がけ密度とともにゆるやかになる。膨潤の主な効果は転移温度の低下であって, 膨潤剤のもつ自由体積量によってなかば定量的に説明される。