著者
武林 敬
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
日本油化学会誌 (ISSN:13418327)
巻号頁・発行日
vol.48, no.9, pp.861-869,928, 1999-09-20 (Released:2009-11-10)
参考文献数
3
被引用文献数
5

粉体を扱う業界において, 紛体そのものの製品化を行うことは少ない。その理由として, 紛体の特性, 粒子形状および粒子径によって, 本来必要とされる紛体なお持ち味が十分に生かしきれないことが多いためと考えられる。その場合, 目的用途に合わせた形に造粒したほうが, ハンドリングあるいは後工程の操作が非常に容易となる。ここでは, 一般的な流動層造粒について解説を試みる。