- 著者
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年森 清隆
伊藤 千鶴
前川 眞見子
大和屋 健二
神村 今日子
武藤 透
- 出版者
- 千葉大学
- 雑誌
- 挑戦的萌芽研究
- 巻号頁・発行日
- 2011
Muse細胞調整後、精子幹細胞の無いW/Wvミュータント雄マウス精巣内に移植して定着性を検討し、次の点が明らかになった。長距離移動によるMuse細胞のダメージは無く生細胞数を確保できる。移植前培地中に長時間置くと凝集が起こり、移植効率が下がる。移植用培地からアルブミンを抜くと効率良く微小注入できる。移植後3ヶ月では、GFPのシグナルは認めらないことから、単純なMuse細胞移植では精子細胞分化への誘導はできないと思われた。