著者
池辺 浩子 宮内 新
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.121-122, 1993-09-27

物体の情報として表面の凹凸があるが,これは物体を認識するうえで大切な情報である.さいころは遠くから見ると立方体に見え,近くによるとその表面の凹情報を認知し,さいころであると認識できる.そこで,さいころを認識するのにそのデータを近似して,同じサイズの立方体を作り,元のデータと比較することによって元(さいころ)データの表面の凹部分を抽出し,さいころの目をよむ方法について検討したので報告する.本稿では,データの近似にウェーブレット変換を用いた.