著者
沢口 真生
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 (ISSN:13431846)
巻号頁・発行日
no.1999, pp.361-364, 1999-08-23

マルチチャンネル サラウンドの音声制作は、これまでの映画音響というメディアにとどまらず、音楽、放送といったメディアにまで拡大しつつある。この大きな要因は、ディジタルオーディオ技術と音声符号化技術の進展にある。ここでは、放送というメディアでマルチチャンネル サラウンド音声制作を行う場合のスタジオ音響やミキシングのポイントについて述べ、また今後こうした音声サービスが進展するための課題についても主にソフト制作の立場からのべる。