著者
上野彰 深海悟
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.495-496, 2014-03-11

Twitterには特定の興味や所属等によるクラスタが無数に存在する。だが、ユーザが自己の情報を記載する項目が少ないために、どのようなクラスタに属しているのかが見えづらくなっている。そこで、ユーザがどのようなクラスタに属するのかを推定することを行った。手法として、Twitterの機能であるリストの情報を利用してクラスタを抽出する。そして、フォロー・フォロワー関係からクラスタを評価し、クラスタに属さないであろうユーザを除くことで精度を高めた。本研究を用いれば、Twitterユーザに新たな繋がりのきっかけを提供できると考えている。また、特定の属性に興味のあるユーザ集合を検索できるので、マーケティングにも応用ができるのではないかと考える。