著者
深野 徹
出版者
日本混相流学会
雑誌
混相流 (ISSN:09142843)
巻号頁・発行日
vol.5, no.4, pp.343-347, 1991-12-15 (Released:2011-02-22)
参考文献数
9
著者
深野 徹 功能 郁生
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.53, no.494, pp.3034-3037, 1987-10-25 (Released:2008-03-28)
参考文献数
3
被引用文献数
1 2

It is believed that a helmholtz resonator is a good device for reducing the noise level of a discrete frequency noise, and that the frequency of the resonator can be estimated by a simple theoretical formula. Actually, however, we cannot deny the possibility of an unexpected increase in the noise level due to the resonance between a traveling tone and the resonator. Also, there are few papers which treat of the actual design method of a resonator, especially the dimension of a resonator in relation to the size of a main duct conveying a tone to be reduced. In the present experiment, the theoretically estimated frequency is examined ad to whether its noise level is reduced at that frequency by the resonator or not. The experimental data which are useful for designing a resonator with an optimum geometry are also presented.
著者
深野 徹
出版者
日本混相流学会
雑誌
混相流 (ISSN:09142843)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.92-98, 1992-03-15 (Released:2011-02-22)
参考文献数
10

今回は流動様相という語句の周辺の用語について述べる。この語句は気液二相流特有の学術用語というより、一般的な意味あいが強いし、この語句のもとに定義されている気液二相流の様相自体もまた、使用している研究者によって必ずしも同じではないように思える。すなわち流動現象の複雑さと、それを観察する研究者のphilosophyによって、同じ語句のもとに違った流動様相を頭に描いている可能性がある。このことは、以下の説明にみられるように定量的に定義されているのではなく、観察者の感性に依っている面が多いことにも示される。したがって本解説にはあいまいな点が多く、かつ著者の独断も多く含まれているので、賢明なる読者諸氏の意見をいただければ幸いである。なお流動様式の名称としてここで述べなかった語句は数多いが、それらについては文献 (5) に詳述されているので、それらを参照していただきたい。
著者
深野 徹
出版者
日本混相流学会
雑誌
混相流 (ISSN:09142843)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.189-190, 1992-06-15 (Released:2011-02-22)
参考文献数
1

数式・数量やあいまいさの入りようのない明りょうな表現による言葉、で定義されていない場合は、同じ語句であっても使用者によって若干異なった意味あるいは現象を表わしていることがある。前回に述べた流動様式の定義にもその一例が見られた。本稿では同じような現象を対象にしながらも、観点や立場によって表現すなわち語句 (用語) が変わってくることもあり得ることを「沸騰二相流」という語句を介して考えてみたい。