4 0 0 0 IR 島田良臣考

著者
滝川 幸司
出版者
奈良大学大学院
雑誌
奈良大学大学院研究年報 (ISSN:13420453)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.338-354, 2011-03

『菅家文草』に道真との贈答が見られる島田良臣について、伝記考證を中心に考察を加えた。道真の交流を明らかにするとともに平安前期の儒者のあり方を追求するためである。

3 0 0 0 IR 菅野惟肖考

著者
滝川 幸司
出版者
奈良大学
雑誌
奈良大学紀要 (ISSN:03892204)
巻号頁・発行日
no.39, pp.188-145, 2011-03

『菅家文草』に道真との贈答が見される菅野惟肖について、伝記考證を中心に考察を加えた。道真の交流を明らかにするとともに、平安前期の儒者のあり方を追求するためである。策判、日本紀講書・竟宴、道真との贈答、太政大臣職掌問題について論じた。
著者
滝川 幸司
出版者
奈良大学
雑誌
奈良大学紀要 (ISSN:03892204)
巻号頁・発行日
no.35, pp.31-59, 2007-03

菅原道真の官歴を辿りながら、その時々の同僚を考証した。道真の公生活における交流を知るためであり、今後の道真伝研究への一階梯となすためである。

1 0 0 0 IR 橘広相考(1)

著者
滝川 幸司
出版者
奈良大学大学院
雑誌
奈良大学大学院研究年報 (ISSN:13420453)
巻号頁・発行日
no.18, pp.242-228, 2013

菅原道真の先蹤ともなった、橘広相について、伝記考証を中心に考察を加えた。本稿では、文章博士任官までを扱う。
著者
滝川 幸司
出版者
奈良大学
雑誌
奈良大学紀要 (ISSN:03892204)
巻号頁・発行日
no.32, pp.41-58, 2004-03

延喜二年に開催された藤花宴の公的地位について検討した。この藤花宴は、通説では和歌が公的地位を獲得した晴の場として理解されているが、、資料を再検討して、藤原時平による献物という私的場であって、和歌の公的地位獲得の場とは評価できないこと、また、この藤花宴について記す『延喜御記』の記述からも、醍醐天皇が和歌を高く評価し、和歌の勅撰に強い意志を持っていたとは考えがたいことなどを指摘した。一般に、宇多・醍醐朝に和歌が公的地位を得、その結果、『古今和歌集』の勅撰に結びつくといわれるが、延喜二年の藤花宴の地位、『古今集』における作者層からも、和歌の地位は必ずしも高いとはいい難いことを述べた。

1 0 0 0 IR 橘広相考(2)

著者
滝川 幸司
出版者
奈良大学
雑誌
奈良大学紀要 (ISSN:03892204)
巻号頁・発行日
no.41, pp.364-350, 2013-03