著者
濱嵜 真由美 常盤 洋子 齋藤 益子
出版者
宮崎県立看護大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

「育児期の月経前症候群(以下PMSとする)セルフマネジメント尺度」を作成し,妥当性と信頼性を検討した。対象は0~6歳児を持つ20~44歳の母親である。無記名自記式質問紙を1640名に配布し,878 名から回収し797名を分析対象とした。育児期の月経前症状を測定する48項目から構成された。分析の結果,38項目,5因子の【月経開始前の情緒の不安定感】,【月経開始後の情緒の肯定的変化】,【月経開始前後の夫のサポートの捉え方】,【月経開始前の気力の低下】,【月経開始前の不快な身体的症状】が抽出された。高い信頼性が確保された。