著者
濵本 宗我 森田 裕介
出版者
一般社団法人 日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会研究報告集 (ISSN:24363286)
巻号頁・発行日
vol.2021, no.4, pp.152-157, 2021-12-03 (Released:2021-12-03)

近時,日本の大学ではティーチングアシスタント(TA)が活用されている.TAは大学にとってのメリットのみならず,学生にとってもトレーニングの機会である等のメリットが存在する.TAは大学教員になるための訓練という形で捉えられることも多い.他方で,学生の進路は大学教員に限らない.より幅広い進路に関してTAを務めるメリットを検討する必要があると推測される.そこで,本研究では,TA経験者の,TA経験前後の汎用的スキルに関する主観評価をアンケートにより調査し,その変化を分析した.これにより,TA経験は「キャリア行動」の成長に資する一方で,エンプロイアビリティへの貢献は低いことなどが示唆された.