著者
大本 義正 片岡 操 西田 豊明
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
JSAI大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.1E33, 2018-07-30

<p>適切な相談相手と意見を出しあうことで考えを広げ,深めることができる.本研究は適切な相談相手と認められ,対話姿勢を引き出すエージェントの実現を目指す.ユーザ思考の発散と収束に基づくマクロな対話リズムを形成することにより,ユーザがポジティブな対話姿勢を示すようになることを期待した.実験の結果,収束的な介入によって自然さなどの印象が向上し,一貫してテンポのよい会話が成立することが確認された.</p>