著者
宮崎 千明 平野 徹 東中 竜一郎 牧野 俊朗 松尾 義博 佐藤 理史
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
pp.DSF-515, (Released:2015-12-15)
参考文献数
13

Characterizing dialogue system utterances is important in making human-computer interaction systems more friendly and human-like. A method is described for achieving this by converting functional expressions according to their generation probabilities, which are calculated for specific characters. Experimental results show that the method can add characteristics of the target profiles (i.e., gender, age and closeness with a conversation partner) to dialogue system utterances and in so doing can generate a large variety of linguistic expressions.
著者
西川 仁 平尾 努 牧野 俊朗 松尾 義博 松本 裕治
出版者
一般社団法人 言語処理学会
雑誌
自然言語処理 (ISSN:13407619)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.585-612, 2013-09-13 (Released:2013-12-12)
参考文献数
29

本論文では,複数文書要約を冗長性制約付きナップサック問題として捉える.この問題に基づく要約モデルは,ナップサック問題に基づく要約モデルに対し,冗長性を削減するための制約を加えることで得られる.この問題は NP 困難であり,計算量が大きいことから,高速に求解するための近似解法として,ラグランジュヒューリスティックに基づくデコーディングアルゴリズムを提案する.ROUGE に基づく評価によれば,我々の提案する要約モデルは,モデルの最適解において,最大被覆問題に基づく要約モデルを上回る性能を持つ.要約の速度に関しても評価を行い,我々の提案するデコーディングアルゴリズムは最大被覆問題に基づく要約モデルの最適解と同水準の近似解を,整数計画ソルバーと比べ100倍以上高速に発見できることがわかった.
著者
宮崎 千明 平野 徹 東中 竜一郎 牧野 俊朗 松尾 義博 佐藤 理史
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.DSF-E_1-9, 2016-01-06 (Released:2016-01-08)
参考文献数
13

Characterizing dialogue system utterances is important in making human-computer interaction systems more friendly and human-like. A method is described for achieving this by converting functional expressions according to their generation probabilities, which are calculated for specific characters. Experimental results show that the method can add characteristics of the target profiles (i.e., gender, age and closeness with a conversation partner) to dialogue system utterances and in so doing can generate a large variety of linguistic expressions.
著者
片山 太一 小林 のぞみ 牧野 俊朗 松尾 義博
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第27回全国大会(2013)
巻号頁・発行日
pp.1F44, 2013 (Released:2018-07-30)

ユーザに合わせたシステム構築のためには、ユーザの知識を理解することは重要である。既存の研究では、人手で単語に難易度を付与し、その情報を利用してユーザの知識推定を行ってきた。しかし、専門性が高くなるとあるトピックには詳しいが他のトピックには詳しくないといったユーザもいるため、一般的な難易度のみを利用して知識推定を行うことは難しい。本研究では、トピック情報を利用することで、上記の問題を解決する。
著者
小林 のぞみ 平野 徹 東中 竜一郎 牧野 俊朗 松尾 義博
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第29回全国大会(2015)
巻号頁・発行日
pp.2L34, 2015 (Released:2018-07-30)

我々は,パーソナライズ可能な音声対話エージェントの実現に向け,ユーザが自身について述べた情報(ユーザ情報)を扱いやすい形で抽出することを進めている.本発表では,ユーザ情報抽出の一部として述語項構造抽出を対象に,特にシステムの質問とユーザの回答(質問回答ペア)に着目し,従来の述語項構造解析では抽出できない問題について述べ,その解決方法を提案する.
著者
平野 徹 牧野 俊朗 松尾 義博
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

CGM上のクチコミを用いて自社製品等のマーケティング分析を行うことで、タイムリーにユーザの反響を知ることができる。しかし クチコミを抽出するだけでは、クチコミを投稿した人がどんな人かわからないため、自社製品に対してクチコミしたユーザ層の分析等はできなかった。 本研究では、クチコミ投稿者の日々のつぶやきの内容から、そのユーザの性別・年齢等の属性を推定する手法を提案する。