著者
上山 邦雄 かく 燕書 呉 在〓 張 淑英 王 振中 王 保林 金 基燦 金 顕哲
出版者
城西大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

日中韓研究者による本格的な研究体制を構築した上で、主として、日中韓3国の自動車および電機産業の工場や研究開発拠点を訪問し、競争力構造の現状を解明した。日本企業は、特に技術面では、依然として競争優位を保っているものの、ますます重要性を増している途上国市場への戦略構築に成功したとはいえない。それに対し、韓国企業はウォン安もあり確実にグローバル市場で存在感を高めており、中国企業は国内市場を中心とした競争力強化に成功しつつある状況を明確にした。