著者
相良 陽一郎 相良 麻里 サガラ ヨウイチロウ サガラ マリ Yoichiro SAGARA Mari SAGARA
雑誌
千葉商大紀要
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.37-59, 2006-03-31

本研究では,青年期前および青年期全般における自己愛と攻撃性の関係について横断的に検討するため,572名の小学生・中学生・高校生・大学生を対象に,NPI-SとBAQにより自己愛傾向と攻撃性を測定し,下位尺度を含めた両尺度間の相関を年齢群ごとに検討した。その結果,自己愛が高いと攻撃性も高くなるという,先行研究と一致した結果が得られたほか,これまであまり検討されていない発達的な側面についての知見も得ることができた。しかし新たな問題も見出されたため,今後検討すべき課題についても指摘した。
著者
相良 陽一郎 相良 麻里
出版者
千葉商科大学
雑誌
千葉商大紀要 (ISSN:03854566)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.37-59, 2006-03

本研究では,青年期前および青年期全般における自己愛と攻撃性の関係について横断的に検討するため,572名の小学生・中学生・高校生・大学生を対象に,NPI-SとBAQにより自己愛傾向と攻撃性を測定し,下位尺度を含めた両尺度間の相関を年齢群ごとに検討した。その結果,自己愛が高いと攻撃性も高くなるという,先行研究と一致した結果が得られたほか,これまであまり検討されていない発達的な側面についての知見も得ることができた。しかし新たな問題も見出されたため,今後検討すべき課題についても指摘した。
著者
相良 麻里
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.61-63, 2006 (Released:2006-10-07)
参考文献数
11

The purpose of the present study was to investigate age differences in narcissistic tendency during adolescence. Narcissistic tendency of 489 participants, junior and senior high school students and college undergraduates, was measured with Narcissistic Personality Inventory, Short Version (NPI-S). Results showed an increase in the tendency along with the age, but no significant difference was found between boys and girls. However, detailed examination revealed different patterns of developmental changes over time in subscales of NPI-S, and therefore further examination of age differences in them appeared to be necessary.