著者
真﨑 拓也 築地 立家
雑誌
第78回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.1, pp.737-738, 2016-03-10

画像認識を利用したカードゲームシステムとして、絵柄認識によるタロット占い、対人式コミュニケーションにも対応した神経衰弱、インターネット通信によるジャンケンなどが開発されてきた。本研究では、これらの要素を併せ持つ遊戯王カードゲームシステムを、市販のWEBカメラを入力とするPC環境で開発し、高速性と誤認識率を計測した。さらに、リアルカードでのインターネットを介したカードゲーム対戦を実施して、ユーザー評価実験を行った。結果として、リアルカードの絵柄認識によるオンラインカードゲーム対戦を低コストで実現するための、カード枚数の上限、ゲームルールの複雑さ、カードの操作性に関する知見を得た。