著者
石塚 勝十志 佐々木 一彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.95, no.95, pp.1-8, 1995-06-17

昨今の就職状況は学生にとって非常に厳しいといえる。そのような状況の中で、学生は自分自身にあった企業をより良く選択するためには、明確に自分自身を知る必要があり、その手助けとなるべきものを考案できれば良いと思われる。本研究では、現在、社会で最も広い範囲で使われている心理学の性格テストである「矢田部-ギルフォード性格テスト(以後「Y-G検査」と略す)の結果と、就職の職業適性(特にソフトウエア業種)および就職意思決定とに相関があるかどうかを研究する。また、Y-G検査の結果より就職適性をファジイ推論により推定することを試みた結果、これらには相関があることが判明した。