著者
曽キ 岩田海 石橋豊 福嶋慶繁 菅原真司
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.409-410, 2012-03-06

本稿では、力覚メディア・サウンド・ビデオを用いて二人の奏者が遠隔合奏を行い、QoE(Quality Of Experience)評価によってネットワーク遅延の影響を調査している。遠隔合奏では、著者の一人がピアニカの演奏を行い, 被験者がピアニカの演奏を聞き、ピアニカの奏者側にあるタンバリンのビデオを見ながら、演奏に合わせて、触覚インタフェース装置を遠隔操作してタンバリンを叩く。QoEとして、触覚インタフェース装置の動かしやすさ、インタラクティブ性(触覚インタフェース装置の動きとビデオの中の装置の動きのずれ)、ピアニカとタンバリンの音の同期品質、及び総合品質を評価している。