著者
窪田 悠貴 田中 文英
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回全国大会(2020)
巻号頁・発行日
pp.4Rin166, 2020 (Released:2020-06-19)

本研究では、人が痛みを説明する方法として物体の変形に着目した。この研究の目的は痛みを他者へ伝えることを補助し、他者が痛みを理解しやすくすることである。本論文では、現在使用されている痛みの評価方法と物体の変形と情報伝達に着目した先行研究の調査を行った。また装置開発において、初めに予備実験を行い痛みの性質と物体の変形の性質の対応づけを行った。実験から得られた結果より開発するデバイスの設計指針を立て、変形による痛み表現装置の開発を行った。