著者
大野 和子 遠藤 啓吾 竹宮 惠子
出版者
京都医療科学大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

放射線の人体影響を正確に国民が知ることは、福島原発事故災害後の風評被害や漠然とした不安な気持ちを改善するための至急の課題です。妊娠と放射線検査をテーマとした機能マンガを作成しました。京都医療科学大学のHPから自由にダウンロードできます。英語版も作成しています。また、単元毎に新人看護師を主人公としたショートマンガを掲載した、看護師向けの放射線科教科書を作成しました。現在は、多くの看護師が放射線診療に関わりますが、系統的に教育する平易な教科書はありません。完成した教科書は既に福島県の看護学校で採用されています。 さらに、放射線について気軽に人々が手に取れるパンフレット形式の配布資料も作成しました。