著者
大橋 由紀子 石坂 有香倫 花田 道子
出版者
日本動物看護学会
雑誌
Veterinary Nursing (ISSN:21888108)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.13-20, 2016 (Released:2020-05-07)
参考文献数
4

本研究は、動物看護学を学ぶ学生のための、英単語リスト、英会話表現リストの作成を目的とする。現在獣医師のための英語コーパスは存在するが、動物看護師を対象としたコーパスは見られない。そこで本研究では、想定に基づく内容ではなく、コーパスを構築し、実際に使用頻度の高い内容を抽出後、日本語から英語へのパラレルコーパスを構築し、英単語、会話リストを作成した。日本語コーパス材料サンプルとして、『MF動物病院日誌』(少年画報社)での会話の書き出しを使用し、コーパス化した内容から、KHcoderにより頻出語を抽出した。それらのワードリスト、および現役、元動物看護師を対象に実施したアンケート結果を基盤とし、実際にコーパスで抽出された表現を使用した英会話表現を作成した。構築コーパスでのtype(異なり語数)は1545語、token(総語数)は6653語である。本論文では、単語、英会話表現リスト紹介のほか、実際の使用現場データに関連する小規模コーパスを構築し、利用することによる英語授業での可能性を提案する。
著者
友森 玲子 花田 道子 宮野 のり子
出版者
Japanese Society of Pet Animal Nutrition
雑誌
ペット栄養学会誌 (ISSN:13443763)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.Suppl_30-Suppl_31, 2012

肝臓がんで腹水が貯留しているラブラドール系雑種オス犬を動物愛護相談センターより引取り、余生の QOL 向上のために、当サロンと自然療法を行なっている動物病院で栄養管理を行ったところ消化機能が改善されて、皮膚の状態、外耳道炎等も好転した。保護当初歩行困難を呈していた両側膝蓋骨脱臼に対しては当サロンではプールで運動させ、さらに動物病院では理学療法を施したところ、走れるまでになった。その後、一時飼養ボランティア宅で栄養管理を行ったところ 2 年余り小康状態を維持している。
著者
花田 道子 宮野 のり子
出版者
日本ペット栄養学会
雑誌
ペット栄養学会誌 (ISSN:13443763)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.Suppl_32-Suppl_33, 2012

自然分娩とは言え、陣痛微弱、逆子の難産で生まれた白いボクサー犬(♀)が断尾後抗生物質投与により嘔吐頻発し、誤嚥性肺炎を発症。この時点から一切の抗生物質投与を中止。人工哺乳及び離乳食に核酸サプリメントを添加。その後の維持食には冷凍生肉、鶏ササミ缶、k/d缶、にサプリメントとして動物用核酸、不飽和脂肪酸、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、を用いることにより、血液検査データに異常値があってもQOLが保て、自己免疫在性咬筋炎、免疫介在性溶血性貧血の際に行った統合医療の効果を上げるとともに、薬剤の副作用緩和にも貢献できたと思われた。
著者
友森 玲子 花田 道子 宮野 のり子
出版者
日本ペット栄養学会
雑誌
ペット栄養学会誌 (ISSN:13443763)
巻号頁・発行日
vol.15, no.Suppl, pp.Suppl_30-Suppl_31, 2012-07-01 (Released:2013-03-21)
参考文献数
2

肝臓がんで腹水が貯留しているラブラドール系雑種オス犬を動物愛護相談センターより引取り、余生の QOL 向上のために、当サロンと自然療法を行なっている動物病院で栄養管理を行ったところ消化機能が改善されて、皮膚の状態、外耳道炎等も好転した。保護当初歩行困難を呈していた両側膝蓋骨脱臼に対しては当サロンではプールで運動させ、さらに動物病院では理学療法を施したところ、走れるまでになった。その後、一時飼養ボランティア宅で栄養管理を行ったところ 2 年余り小康状態を維持している。
著者
花田 道子 宮野 のり子
出版者
日本ペット栄養学会
雑誌
ペット栄養学会誌 (ISSN:13443763)
巻号頁・発行日
vol.15, no.Suppl, pp.Suppl_32-Suppl_33, 2012-07-01 (Released:2013-03-21)
参考文献数
2

自然分娩とは言え、陣痛微弱、逆子の難産で生まれた白いボクサー犬(♀)が断尾後抗生物質投与により嘔吐頻発し、誤嚥性肺炎を発症。この時点から一切の抗生物質投与を中止。人工哺乳及び離乳食に核酸サプリメントを添加。その後の維持食には冷凍生肉、鶏ササミ缶、k/d缶、にサプリメントとして動物用核酸、不飽和脂肪酸、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、を用いることにより、血液検査データに異常値があってもQOLが保て、自己免疫在性咬筋炎、免疫介在性溶血性貧血の際に行った統合医療の効果を上げるとともに、薬剤の副作用緩和にも貢献できたと思われた。