- 著者
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六浦 潔
若松 功二
山中 尋詞
平尾 幸樹
西嶋 孝祥
手島 由裕
- 出版者
- マツダ株式会社
- 雑誌
- マツダ技報 (ISSN:02880601)
- 巻号頁・発行日
- vol.36, pp.119-124, 2019 (Released:2019-12-02)
- 参考文献数
- 3
新型MAZDA3では,マツダが考える音響性能の理想を定義し,量産性を見据え機能配分しスピーカーユニット,レイアウトを一新した。理想の音響性能を追求するため,CAE技術による車室内の音場特性の可視化を行いスピーカーユニットの最適な配置場所を見出した。容量3リットルのバスレフ型ウーファーのカウルサイド配置と,スコーカーとツィーターのドア上部への配置をベースとするシステムで,新型MAZDA3のサウンドは新世代商品群のリードとなる車種にふさわしい音響性能を実現した。本稿では,その内容について紹介する。