著者
草野 明
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)
巻号頁・発行日
vol.1988, no.11(1987-DPS-036), pp.65-72, 1988-02-19

本報告では,パソコンLANの立場から今日その技術的進展の盛んなマイクロ・メインフレーム・リンクに焦点をあて,その利用的側面,機能的側面からマイクロ・メインフレーム・リンクを5つの接続タイプとしてカテゴライズする。接続タイプとしては端末エミュレータ(タイプ1),ファイル転送(タイプ2),端末エミュレータとファイル転送(タイプ3),サーバ連携(タイプ4),これらの機能のコンカレント動作(タイプ5)の5タイプとなる。富士通のMS-DOSパソコンFM-Rシリーズを例に,この接続タイプのカテゴリにしたがって,メインフレームやオフコン連携,UNIX連携についての現状を機能的側面から紹介する。