- 著者
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荒井克仁
松田浩一
- 雑誌
- 第76回全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2014, no.1, pp.673-675, 2014-03-11
歩行においてバランス機能は重要なものであり、安心して見ていられる歩行の見定めはリハビリテーション臨床の中でも重要なものである。安心して見ていられる歩行の判断は理学療法士の目視で定性的に行われているが、定量的な判断が求められている。 本研究では、安心して見ていられる歩行は下肢の動作が周期的に行われている歩行であると仮定し、下肢の動作が周期的に行われている歩行を安心度の高い歩行として定量的に測定する方法を検討する。安心度は3軸角速度センサを用いて歩行における踵部の角速度の周期性を相互相関で求める。提案手法が履物や歩き方といった個人差に対しても頑強な方法であることを示す。