著者
菅野 純一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2013年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.487-488, 2013-08-28 (Released:2014-02-28)

テンプレートマッチングの処理コストを低減する手法としてピラミッドアルゴリズムが知られている.ピラミッドアルゴリズムでは、低解像度の画像における探索結果を用いて、原画像の探索範囲を限定することが可能であるが、どこまで低い解像度を採用できるかは試行錯誤により決定されているのが現状である.本稿では、解像度の変化に伴う自己相関分布を解析することで、自動的に適切な解像度を決定する手法を提案する.