著者
片岡 拓実 加藤 直也 菊池 隆司 芦原 克宏
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, pp.1521-1526, 2009 (Released:2010-06-18)
参考文献数
13

軸受設計において、最小油膜厚さは最も重要な情報の一つである。油膜厚さ計測手法確立のため、軸受メタル表面に形成した数μm厚の薄膜電極とシャフト間の静電容量から油膜厚さを求める方法を検討し、単体試験機でEHL計算値と一致した。この手法を用いてエンジン実働時の主軸受の油膜厚さを最大負荷条件まで実測した。