著者
葭田 隆治 福田 泰久 渡邊 繁幸 田中 徹
出版者
一般社団法人 植物化学調節学会
雑誌
植物化学調節学会 研究発表記録集 (ISSN:09191887)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.70, 2003-10-10 (Released:2018-02-15)

5-ALAを植物体に外部から処理した場合、プロトポルフィリンIX (PP IX)が蓄積し、光エネルギーにより一重項酸素を生成する。一方、一重項酸素はAsA-GSH回路により消去されるが、一重項酸素濃度が高くなるとグルタチオンの合成が促進され、合成されたグルタチオンにより様々な生長制御が同時に調節され、最終的に活性酸素の定常濃度が保たれることにより生長促進が起きると予想される。本研究では、5-ALA処理により、植物体の生長量に深く関わる過酸化水素含量の動態がどのように変化するかについて明らかにし、併せて植物体に5-ALAと外生的にH_2O_2処理をした後、2種類の抗酸化物質を散布することで、生長がどのように変化するかについてそれぞれ調査した。