著者
山本 隆啓 沖野 せつ子 藤嶋 厚志
出版者
医療法人茜会・社会福祉法人暁会学術委員会
雑誌
昭和病院雑誌
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.71-78, 2006

当フェニックスデイサービスでは、H17年1月からパワーリハビリテーションを導入した。トレーニングは午前10時からと午後1時からの2部構成で行い、準備及び整理体操とコーヒーブレイクも含めて約2時間である。H17年8月にパワーリハビリテーションの効果を調べるため、アンケートをとり、精神面での活動性の向上を確認する事が出来た。身体機能評価では、いくつかの項目において効果が認められた。男性の52.6%、女性では75%の方々が、「体が軽くなった」と回答。女性の87.5%の方々が、「日常生活が楽に感じるようになった」と回答した。また、女性では50%、男性でも42.1%の方が「パワーリハビリテーションを受けられて、日常生活に活気が出てきた」と回答している。