著者
飯吉 令枝 平澤 則子 小林 恵子 藤川 あや
出版者
新潟県立看護大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

高齢者の健康状態と生活の追跡調査により、IADL低下に関連する要因として加齢、食料品の買い物等日常生活行動や地域の役割遂行があげられた。また保健師への聞き取り調査から、保健師は日常生活のしづらさを把握して自立生活継続につながるための介護予防マネジメントを行っている反面、介護予防が必要な高齢者の早期発見の工夫が課題としてあげられた。申請者らはこれらの調査から介護予防が必要な高齢者を早期発見するための近隣での見守りリストを作成し、民生委員に調査した。8割以上の民生委員が役立つと回答し、このリストの活用の可能性が示唆された。