- 著者
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藤津 揚一朗
- 出版者
- 山口大学
- 雑誌
- 若手研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2008
春季カタルにおける巨大乳頭は,その病態形成に重要な役割を果たしている。近年アレルギー疾患においてもMCP-1の関与が示唆されている。そこで結膜線維芽細胞におけるMCP-1受容体(CCR2)の発現を確認し,MAPKなどの細胞内シグナル伝達を介した反応をする事が分かった。さらに,MCP-1により細胞増殖がその濃度依存性に亢進し,かつ細胞外マトリックスであるフィブロネクチンやprocollagen type I C-peptide,III型コラーゲンなどの蛋白産生も濃度依存的に亢進させる事が分かった。