- 著者
-
硲野 継
伊藤 祥一
藤澤 義範
- 雑誌
- 第78回全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2016, no.1, pp.699-700, 2016-03-10
手話は聴覚に障害を持った人々にとって重要なコミュニケーション手段である. しかし, 特別支援学校において, 手話を習得するためには教員による手本が必要であるため, 自主的に学習することが難しいという現状がある. そこで本研究では,コンピュータシステムを用いることによって手話の自主学習を支援し, 手話の学習効率の向上を図る. 本研究では手話の中でも指文字に注目し, 指文字を学習するためのシステムを開発する. 指文字には手の動作を伴う表現があり, 二次元的な図のみでは理解することが困難である. そのため, 本研究では手の形をした3Dモデルを手本とし, 拡張現実技術を用いて直感的な理解を促す.