著者
奥村晴彦 辰己丈夫 藤間真(桃山学院大学
雑誌
情報教育シンポジウム2011論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.4, pp.25-32, 2011-08-11

東日本大震災で被災地はもちろん首都圏でも大混乱が生じたが,インターネットは比較的頑強であり,情報活用能力を持った人たちはツイッターなども活用して情報収集・発信を行うことができた。しかし,地震直後のチェーンメールやデマ,非常時の情報インフラや情報システム,悄報発信などに,いろいろな問題が見えてきた。これらは,悄報教育に格好の題材を提供するとともに,今後の悄報教育の課題を示唆するものである。