著者
辰己丈夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.6, pp.1-7, 2013-12-07

現在、全ての高等学校や、多くの大学において、情報科、情報教育、一般情報教育、情報処理教育などの様々な 「情報の授業」 が実施されている。情報の授業の実態を知るためには、学生らにアンケートやインタビューを行なうことも有効であるが、一方で、学習者 (学生・生徒) らが、ソーシャルメディアに対して発信された 「情報の授業」 への感想も、情報の授業の実態を知るため有用である可能性がある。そこで、筆者は、主にツイッターを対象として 「情報の授業」 などの検索語を利用して調査・分析を行った。本発表では、その内容について報告する。In Japan, many students of universities or high schools are tweeting on their impressions about the class on information study, information processing, computer, network, computer ethics, and usages of office suites. These tweets may be composed in their computer lab in their schools. In this report, I describe the method of analysing on students' tweets. And I point out several problem in the classes.
著者
中森眞理雄 金子敬一 並木美太郎 中條拓伯 品野勇治 小谷善行 辰己丈夫
雑誌
情報教育シンポジウム2004論文集
巻号頁・発行日
vol.2004, no.9, pp.175-176, 2004-08-28

東京農工大学工学部情報コミュニケーションエ学科では,平成18年度入学試験における個別学力検査(前期日程)に教科「情報」を出題する.そのための試行試験(第1回目)を7月31日に実施する.本報告では,「情報」出題と試行試験の目的,出題内容の方向性,広報活動と社会の反応について述べる.
著者
奥村晴彦 辰己丈夫 藤間真(桃山学院大学
雑誌
情報教育シンポジウム2011論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.4, pp.25-32, 2011-08-11

東日本大震災で被災地はもちろん首都圏でも大混乱が生じたが,インターネットは比較的頑強であり,情報活用能力を持った人たちはツイッターなども活用して情報収集・発信を行うことができた。しかし,地震直後のチェーンメールやデマ,非常時の情報インフラや情報システム,悄報発信などに,いろいろな問題が見えてきた。これらは,悄報教育に格好の題材を提供するとともに,今後の悄報教育の課題を示唆するものである。