著者
西立野 将史 高頭 孝毅 穐本 光弘
出版者
一般社団法人 日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集 (ISSN:18803490)
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.153, 2009

本研究室において、液晶材料の螺旋ピッチの方向が従来のTN液晶に対して逆であるリバースツイステッドネマティック(RTN)方式の液晶を開発した。RTN液晶は電圧無印加状態ではスプレイツイスト構造に変化していくが、液晶材料の違いによりある程度安定に存在する事を確認した。RTN液晶の安定性を定量的に測定し、各パラメータと安定性の相関関係を検討した。液晶材料のK<SUB>22</SUB>が大きくK<SUB>33</SUB>が小さいほどRT構造を安定に保持できていた。