著者
謝 小建
出版者
情報文化学会
雑誌
情報文化学会誌 (ISSN:13406531)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.48-55, 2015

本論文の目的は、オバマ大統領のプラハ演説をどのように報道していたのかを明らかにすることである。特に、「道義的責任」、「広島・長崎」、「北朝鮮」、「中国」という四つのキーワードに焦点を当て、批判的言説分析論を用いて、体系機能文法という分析ツールを利用し、テクスト分析を行った。本研究を通して、論説委員が如何にしてプラハ演説の内容を主観的に取り上げ、イデオロギー的なコメントを出していたのかが明らかになった。