- 著者
-
遠藤 潤一
- 出版者
- Japanese Society for the Science of Design
- 雑誌
- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
- 巻号頁・発行日
- pp.169, 2014 (Released:2014-07-04)
本研究では,適切な視覚的抽象化の範囲を明らかにするために,視覚的抽象化を行った映像を対象に,人物の知覚について調査する。これにより,視覚的抽象化の違いが人物の知覚にどのような影響を与えるのか,という点を明らかにする。被験者に視覚的抽象化を行った映像を呈示し,「プライバシーが保護されていると感じるか」「人の動きを感じるか」という点について評価してもらった。実験結果から,プライバシーを感じる抽象化と人の動きを感じる抽象化に差があることがわかった。