著者
金子 静知
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.272-273, 2009-06-20 (Released:2017-06-30)
参考文献数
3

中学・高校・大学などで実験に必要な純水・超純水はどのような水質なのか,どのように精製されているのか,基本となる部分を知ることで正しい結果(再現性のある結果)が得やすくなる。ここでは,一般的な精製技術(蒸留,膜ろ過,イオン交換,連続イオン交換,活性炭,紫外線)について取り上げる。また単一の精製技術だけでは十分な水質は得られないことから,実験に最適な純水・超純水が得られる組合せについても記述する。