著者
金平 博樹 伊藤 学 窪田 陽一
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D2(土木史) (ISSN:09167293)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.231-236, 1994

本研究では、明治から昭和初期 (第二次大戦以前) に埼玉県内に架設された橋梁を対象に調査を行った。県管理道路台帳、本邦道路橋輯覧や橋梁史年表 (藤井郁夫編) などから212橋のデータを収集した。この半数以上は一応現存している。また、県内戦前橋梁の現状を探るため、東北・高崎線沿線地域と荒川上流の秩父地方の現地調査を行った。これらの調査結果をもとに対象期間に架設された橋梁の特徴を述べ、考察するものである。