著者
鈴木 優実 松村 敦 宇陀 則彦
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:21888930)
巻号頁・発行日
vol.2018-CE-143, no.6, pp.1-7, 2018-02-10

2020 年から初等 ・ 中等教育でのプログラミング必修化が決定され,プログラミング初学者への教育の重要性が増している.プログラミング教育では,文法,アルゴリズムなど様々な要素を学習する必要があるが,初学者はプログラムの構成段階で行き詰まってしまう問題を抱えている.これに対処するため,プログラムの構成を考える手法のひとつであるアルゴリズム的思考法を用いた学習システムを提案した.大学生 10 名を対象とした評価実験を行い,一定の支援効果がみられた.