著者
鍋島 幹夫
出版者
梅光学院大学
雑誌
梅光学院大学論集 (ISSN:18820441)
巻号頁・発行日
no.44, pp.94-103, 2011

関西を拠点に、音楽や美術の要素を大きく取り入れ、演劇・舞踊・マイムのどれにも属さないパフォーマンス的演劇活動を行っている劇団「維新派」。その舞台表現は、演劇の可能性を考える上で意義があるという立場から、彼らの演劇が持つ「子供」という要素を舞台表現の方法としてとらえ、その観点から演劇における問題点について考え、上演作品を元に検証する。