著者
井上 里加子 久保田 恵 阿部 淳二 二宮 一枝 名越 恵美 谷口 敏代 原野 かおり
出版者
岡山県立大学保健福祉学部
雑誌
岡山県立大学保健福祉学部紀要 (ISSN:13412531)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.195-202, 2015

「外国語の習得や専門分野に関連した施設見学や研修体験を通じて異文化への理解や多文化共存の重要性について学ぶとともに、修了後は自国での専門職教育における学びのモチベーションの向上につなげる。」ことを目的として、約1 週間、南オーストラリア州(SA)にあるアデレイドへ学生10 名と引率大学教職員2名とで専門的かつ実践的な研修を実施した。そこで今回、本研修が国際交流として本学の学生に与えた影響と教育効果を明らかにし、今後の保健福祉研修への示唆を得ることを目的としてアンケート調査を行った。結果、現地で様々な触れ合いを通して言語は多様なコミュニケーションツールの一つであることに気づき、また文化の違いによる価値観の異なりを実感し異文化理解へとつながった。そして専門職としての理解を深めるきっかけを得、修了後のモチベーション向上を期待できる学生の反応であった。これらのことより、本研修は目的を達成するものであるといえる。