著者
飯田 秀延
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.192-196, 2020-01-15

高等学校で実践した,課題解決型のアクティブ・ラーニングをとり入れた,映像制作の授業を紹介する.本授業では,能動的に動画制作(問題解決)を行うことにより,生徒の創造的な思考力や,問題を発見したり解決したりする能力を育むことができる.また,グループ内でコミュニケーションを取り,自主的に作業を行うことで,「知識および技能」や「思考力・判断力・表現力」のみならず,「学びに向かう力,人間性」などの向上も図れる.アンケートでは,「今回のようなアクティブ・ラーニングの授業を今後も受けたいか」という質問に対して,86%の生徒が「ぜひ受けたい」または「どちらかというと受けたい」と回答した.