- 著者
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高岡 義幸
- 出版者
- 広島経済大学経済学会
- 雑誌
- 広島経済大学経済研究論集 = HUE journal of economics and business (ISSN:03871436)
- 巻号頁・発行日
- vol.40, no.2, pp.81-99, 2017-12
まえがき 1.ヨーロッパ思想に登場する「哲学」と「理性」の意味およびその機能 1.1「哲学」の意味 1.2「理性」の意味と機能 2.ヨーロッパにおける思想形成の階層構造と理性主義 2.1第一層:実体論 2.2第二層:古代ギリシャ思想,特にプラトンの思想 2.3第三層:キリスト教とその人格神 2.4第四層:理性主義の誕生と変遷 3.理性主義の変遷と発展(神的理性からの脱却/人間理性の自律性向上) 3.1啓蒙主義運動 3.2イギリス経験主義 3.3カントの試み 3.4ヘーゲルの試み 4.ニーチェ思想の性格と彼の企て 4.119世紀末ヨーロッパ社会の諸相とニーチェの危機感 4.2ニーチェの企て 4.3「生きた自然」概念の復権:反哲学 4.4新たな価値定立の原理 4.5人間の自律性向上から見たニーチェ思想の意義 5.ハイデガー思想の性格と彼の企て 5.1思想形成と研究分野の変遷 5.2「存在と時間」に込められた意図 5.3反哲学と反ヒューマニズム 6.総括:人間の自律性の高まりとそれに対する反省 あとがき研究ノート