著者
高濱 節子 海生 直人 廣光 清次郎
出版者
広島修道大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010-04-01

「集団に基づく最適化手法」に対して,探索効率と頑健性を向上させる(1)動的パラメータ調整法の提案と(2)比較推定法を用いた効率的制約付き最適化法の提案,を行い,有効性を示した.(1)では,目的関数形状に基づく調整(①直線に沿った関数値のサンプリングを用いる方法②近接構造と近接グラフを用いる方法),探索点の分布推定に基づく調整,探索点のランク情報に基づく調整を提案した.(2)では,複数の低精度近似モデルについて比較実験し,ポテンシャルモデルを用いた比較推定法とε制約法による制約付き最適化法が効率的であることを示した.