著者
高部 真典
出版者
北日本病害虫研究会
雑誌
北日本病害虫研究会報 (ISSN:0368623X)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.56, pp.182-184, 2005-12-05 (Released:2011-08-11)

クサギカメムシによるセイヨウナシ (ラ・フランス) の果実での被害は, 果実肥大初期の6, 7月に加害されたものは, 奇形や円形のくぼみになり, 加害から30日程度で症状が現れる. 8月中旬以降の加害では収穫までは被害が表面化しないが, 貯蔵後から可食期までに円形あるいは不整形のごく浅いくぼみが現れる.