著者
鮫島総史
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
第51回日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
2016-04-27

わが国に理学療法士が誕生して50年が過ぎ,この間,理学療法先進諸国から多くの支援を受けるとともに,国際協力機構(JICA)等を通じて海外の理学療法の普及・啓発に協力してきた。また,海外大学院での学位取得や留学,海外で理学療法士として勤務するなど,わが国の理学療法士の国際活動は着実に裾野を広げている。 今日,日本理学療法士協会は,世界理学療法連盟(WCPT)で最大の会員数と最高の組織率を誇る組織となり,さらなる国際貢献とともに,わが国の理学療法士のキャリアパスとしての海外での活動や理学療法の輸出を含めた国際展開が求められている。そこで,本シンポジウムでは,現地での豊富な臨床教育経験を有する3人の演者に,①それぞれの国の保健制度,②理学療法士(卒前・生涯学習を含む)教育制度,③理学療法士の職域・臨床実践の動向をご報告いただき,日本理学療法士協会が取り組む海外展開を含め,わが国の理学療法士の国際的な職域・キャリアパスと理学療法の輸出・技術移転を含めた可能性について広く意見交換する機会としたい。 (抄録執筆:内山 靖,高橋 哲也)