著者
鈴木 高史 Alexander Egyir-Yawson
出版者
神戸常盤大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

アフリカトリパノソーマ症を媒介するツェツェバエの新たなコントロール法の構築を行うことを目的として、以下の解析を行った。ツェツェバエのコロニーを確立し麻酔システムの検討を行った。さらにGlossina palpalis defensin(GpDef)分子の抗アフリカトリパノソーマ原虫活性プロファイルを明らかにした。当初予定していた、貯精嚢へのインジェクションは困難であったため、アフリカトリパノソーマ原虫の動き、エキソソーム関連分子解析、ツェツェバエゲノム上のポリドナウイルス類似配列解析を行い、遺伝子組換えシステム構築の可能性検討を行った。