著者
荒井 克祐 ラグハベンドララオ S.N. デシカチャー H.S.R.
出版者
Japanese Society for Tropical Agriculture
雑誌
熱帯農業 (ISSN:00215260)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.7-14, 1975-10-30 (Released:2010-03-19)
参考文献数
16
被引用文献数
1

日本型米2種類, インド型米1種類を試料に選び, パーボイル処理条件の検討を行ない.各処理区の精米特性, 物理的特性, 炊飯特性, 官能評価の測定を行なった.いづれの品種もパーボイル処理により精米特性が著しく上昇する.炊飯特性はインド型米では短時間の蒸煮処理で著しい効果が認められたが, 日本型米ではパーボイル処理によりわづかな向上が認められる程度と判断される.しかし, 現地の住民による日本型米のパーボイルドライスの嗜好性については, 出身地, 階層により, その好みは異なるが, 南インドのパーボイルドライス常食者にも十分に受入れられるという結果を得た.本研究は著者の一人荒井が1969年6月より1971年6月までインド国中央食糧技術研究所において, 同所研究者と共同研究を行なったもので, 貴重な機会と助言を与えられた同国, 科学工業研究会議ならびに中央食糧技術研究所所長H.A.B. PARPIA博士に感謝の意を表する次第である.
著者
H. S. VIRK S. L. KOUL
出版者
The Seismological Society of Japan, The Volcanological Society of Japan , The Geodetic Society of Japan
雑誌
Journal of Physics of the Earth (ISSN:00223743)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.177-186, 1977 (Released:2009-04-30)
参考文献数
17
被引用文献数
12 12 12

The fossil fission track technique has been used for dating Himalayan muscovites of Kathmandu Valley, Nepal. The mean ages obtained for different locations range from 2.5±0.6m.y. to 23±3.3m.y. The uranium concentration has been estimated to be 10-10 atom/atom. The experimental results confirm that the Himalayan orogeny belongs to the Tertiary era.